Florencia Ruiz News


by arbrfr

カテゴリ:discos( 6 )

Ese impulso superior

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Florencia Ruiz y Ariel Minimal
"Ese impulso superior"

来日中「すごくいいんだから!」と度々(会う度に)聞かされていたアルバムがやっと到着!
ありがとうフロレンシア!
素敵で美味しそうなジャケを眺めながら、早速playボタンを押す…1曲目"Letras"。「おぉぉぉ~~~」と雄たけび!なんて素敵なギターの音なんだろう。Ariel Minimalのギターだ。もちろんギターはGalasso製。フロレンシア来日中に触らせてもらったが、素人の僕が触っても実にいい音色がする楽器だ。しかしこのアルバムで聴きことのできるギターの音は、その楽器のもつポテンシャルだけではない。なんといったらいのか指先、「指圧」をかんじることの出来る音だ。ごっつい野太い指で弾いているからではない(そうなのかもしれないけど)。弾いているときの指先の感触が、多分感情とともに伝わってくる、そんな感じだ。それは三味線奏者の薬指から感じることの出来る瞬間と似ている。そうか…だから僕はアラン・ホールズワースが苦手なのか…とこれは余談。フロレンシアのギターもいつもながらのフロレンシア節。彼女のギターを聴くと何か考えながら歩く彼女の姿を思い出す。しかし"Letras"。いかにもフロレンシアらしい歌詞だし、この曲を1曲目にもってくるなんて…フロレンシア「らしい」なぁ。

アルバム全体の印象は、Ariel Minimalのソロアルバム"Un día normal en el maravilloso mundo"のフォーキーな雰囲気に、フロレンシアの浮遊感がうまく溶け込んでいる、そんな感じだ。ゲストのヴァイオリン、佐野まりさんのチャランゴしして日本語での語りも無理なくはまっていて効果的だ。
一番強く感じるのはアルゼンチン的な美メロディの数々。
セル・ヒラン、ペドロ・アスナル、レオン・ヒエコ、帝王スピネッタ、御大チャーリー彼らのアルバムで痺れた美メロの断片を見つけては解き放つ、そんな体中で感じる波の数々。僕にとってのアルゼンチン音楽のBest1といってもいいくらいだ。

しかしなんといってもAriel Minimal。彼の存在感が抜群だ。すごいミュージシャンなんだなぁ、と誰もが感じることだろう。スピネッタ、ガルシアの後を継ぐのは意外や彼なのではないだろうか?そこまで感じさせてくれるセンスのよさ、懐の深さ、Arielでしかない音。彼の音は、何かを引きずっている、というか何かがついて来るような、そんな風に感じる。付いてくる何かと一緒に彼の音は、変化していく。惑星の一生を見ているかのようだ。

PEZ with Florenciaな曲"El cielo brilla sobre nos"は名曲。この曲で泣かないアルゼンチンROCK愛好家はいないだろう。ギターソロ最高…涙。。。MigueliusのBeatBoxと佐野まりさんのチャランゴが爽快な"Y eso munca paso"も実に素晴らしい。これぞスピネッタ、ガルシアを継承する曲だね!(む?両方ともArielの曲だなぁ…)

アルバムを聴き終えてため息…フロレンシア来日での彼女の演奏を思い出す。彼女の来日前の不安、来日中の揺らぎ、帰国後の充実ぶり、そんな数々の思いや気持ちがすごく伝わってくる。そしてフロレンシアの中で激しく何かが日々変わっているのをすごく感じる。このアルバムは確かに素晴らしいが、さらに何かが生まれる予感も充分に感じることが出来る。そんな彼女に知り合えた幸せを改めて感じる。

う~ん、この二人での2枚目が早くも聴きたいなぁ…その前にこのアルバムをもっと聴きこんで、普及しまくらねば!皆さん!ご協力お願いします!!
そして~~~
祈フロレンシア再来日!
もちろんArielも連れてきてもらおう!!!
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by arbrfr | 2008-07-14 06:06 | discos

tiemblo e.p.

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フローレンシア・ルイスの来日記念編集盤

florencia ruiz
『tiemblo e.p.』
(大洋レコード)
3/25(火)発売!

解説?は、恥ずかしながら私が書かせていただきました…
解説で無い解説はともかく…
内容は直近3作からのセレクトで、実にいい感じ

春うらら
青空に舞う花びらを眺めながら、
フローレンシアの微笑みを是非

来日スケジュールはこちらで。
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by arbrfr | 2008-03-27 15:40 | discos

Florencia Ruiz "MAYOR"

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涙がでる。泣いて泣けてしょうがない。
始めての出会いが、今ここにいる僕らの場所に通じている。
そんな改めて思う必要もないだろう当たり前のことなのに、
大切で愛しくてこみ上げてくる光のような音。
どんなに細く小さくても。それはいつでもいつまでも心の奥底で温かい。

遠い記憶のぼんやりした世界が
次第にはっきと濃く形を帯びていく。
それははっきりとしていくにしたがって、見えないものも見たくないものも、
見ちゃいけないものが見えてくる。
子供の眼、夢の匂い。
それがFlorenciaの感覚、感情の中で、たった一つの世界へと繋がる。
僕はそれを欲している、と同時にそれは僕の世界でもある。

Florenciaと彼女のバンド、そして仲間たち。
彼らによってつくりあげられた音は勢い熟成を感じる。
Correrで駆け出した音楽は、このMAYORで飛翔したといっていいだろう。
テクノロジーとかエレクトロポップとか音響なんて言葉は無用。いらない。
確かに今までの作品に比べてRock&Popな香りがする。
そこに彼女の中の様々な影響を読み取ることも出来るだろう。
Seba Landroのサウンドプロダクション手腕は更に磨きがかかっている。
弦達のFlorenciaの音楽への参加or賛歌は更に広がりを見せ深い草原を転がり寝そべる。
でも,それもあまり語りたくない。

とにかく聴いてほしい。
そこにある響きを、息を、光を、空を。
僕の愛する人による素晴らしい音楽を。

抱きしめて愛しくて
眠りについては、また歩き出す。
いつまでも一緒に。
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by arbrfr | 2007-10-28 15:55 | discos

Mexican Edition

b0046149_1743589.jpgFlorencia Ruiz "CUERPO"(verdiGris gris01)

::reviews::
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by arbrfr | 2006-10-07 17:43 | discos

FLORENCIA RUIZ "CORRER"

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フロレンシア3部作の最終章CORRER。そして言うまでも無く最高!!!CENTRO、CUERPOそしてCORRERと頭文字Cで6文字であることにこだわり、7曲、9曲、11曲と収録曲数にも、秘めたこだわりをもって製作されたCORRER。製作前の準備から録音、ミックスダウンと逐次いろいろと連絡をとりあっていたので、それが手元にあるのだと思うと涙がでそうになってくる。。。

自主制作であることに今までと変わりないが、Charly Garcia、Fito Paez、Soda StereoやAndres Calamaroのプロデューサー・エンジニアも務めたMario Breuer、やFito PaezのアレンジャーCarlos Villavicencio、そしてPORNOISなど友人達手を借り、サウンドプロダクションとしても最上のものになっている。それより何よりもフロレンシアのアーティストとしての成長、自信が感じられるのが嬉しい。とくにフロレンシアの声が全然違うよ!今回は自室で殆どのパートを録音したことも関係あるだろう。リラックスしながら内面を深く温かく見つめながら。繊細な女性が夢想の箱庭の中にある回転木馬から降りて、全身に温かさを感じながら。目の前に広がる眩しい野原へと駆け出した。そんな気がする。

1曲目のCORRER。以前ライブでの音源を聴かせてもらった1st、2ndには無いテンポのいい曲。正に「Correr=駆ける」って感じ。Andresの鼓動のように小気味いいドラミングにのり、弾ける小石のようなアルペジオ。フロレンシアによるMartin Morronより譲り受けたKORG TRINITYの微風の中を舞っているような音響が効果抜群。三部作最終章冒頭に相応しい、これはいい曲~。録音はHernan Schnaider。

2曲目はHasta la primavera。Carlos VillavicencioとPORNOISのメンバーSebastian Landro(Sebas)が参加。この曲もフロレンシアのアルペジオによって導かれる2nd"CUERPO"の延長線上にある曲。バンドとのライブを通して作り上げたフ
ロレンシアの音風景にVillavicencioのアレンジが絶妙にマッチ。PORNOISのSebasの作る音空間"Grande Chapota"(フロレンシアとIgnacio Margiotta=Nachoのギターのサンプリング)の中、フロレン
シアの声がくっきりと浮かび上がる。

3曲目はフロレンシアのお気に入りMojandote、4曲目はMundoは、フロレンシアの弾き語り。これぞフロレンシアStyleという曲。

5曲目のNube。僕の大好きな曲。フロレンシアの管楽器のアレンジがこのアルバムの大きな聴き処の一つだ。去年の10月からフロレンシアはNube=雲の新しい色を見つけるためにホーンアレンジを試していた。これがその「色」かと思うと感動も新た。陽の光をいうっすらと映し、光の束をそっと手にかざす。その温かさがNube=雲。Sebasの音響効果も素晴らしい。BsAsの古い町並み、ゆるやかに流れるラプラタ、雨上がりの立ち並ぶアパート。雲を透す陽光が心地いい。
サックスのSergio Merceはエクスペリメンタル・ミュージックシーンで活躍するサックス、エレクトロニクス奏者だ。同じくアルゼンチン人のピアニストGabriel Paiukとヨーロッパのフェスティバルにも積極的に参加している。SergioはPORNOISのアルバムにもゲスト参加しており、またフロレンシアの弟Andrezのアルバム"AMULETO"にも参加しており、このCORRERへの参加もそこからの流れだろう。

6曲目Migajas。フロレンシアのスパニッシュギターが聴ける。彼女のアコギの音色も素敵!だんだんと折り重なっていくギター(9 Guitarsらしい)の音色が、景色と感情と記憶の重なりを見ているよう。雑踏から静かな列車にのるように聴こえる効果音。

7曲目はIntemperie。ピアノとフロレンシアの声のみのデュオによる美しい小品。

8曲目Lugar。フルート、クラリネット、チェロ、ヴァイオリンとフロレンシアの声によるクラシカルな映像的アレンジ。それをPORNOISのメンバーLucas Totino Tedescoがミキシング。壮大というより街の公園を気持ちよく散歩しているという雰囲気。最後は未知の混沌に出会ったような驚きと喜び。もちろんMario BreuerやVillavicencioの助言もあっただろうが、フロレンシアのこれまで学んできた成果?かと思うと妙に嬉しい。

9曲目はフロレンシアとPORNOISのSebasとのデュオDesato。恐らくアルバム中最後に出来た曲だろう。フロレンシアの弾き語りをSebasがPORNOIS風にアレンジ・ミックスという感じだ。PORNOISっぽいPopなエレクトロ風味も聴けていいアクセントになっている。

そして日本のファンには嬉しい10曲目Vivir。フロレンシアの友人ミツコさんの日本語の語りが入っている。曲自体もフロレンシアとNachoの2本のギターによる演奏アレンジがとっても素敵だ。フロレンシアのヴォーカルも頬にキスされているかのような爽やかさ。さわやかな後書きが残されているような曲構成も素敵だ。

ラスト11曲目はNijin。Isabelasnachoがヴァイオリン(loop)で参加。フロレンシア曰く「NIjni talks about a child sensation」とは?Lugarでも演奏しているもう一人のヴァイオリン奏者Javier Cardenasは1st"CENTRO"にも参加している。消え入るヴァイオリンとヴォーカルが恥ずかしそうに走り去っていく少女の残す香りのよう。


雲間から射す光のような神秘的な立体感と輝き。CORRERにはそれを感じる。
ロシア文学の最後に書き表されているかのような、微かに揺れ動く希望。回転木馬で永遠に回り続けるような夢想。
それらは今、窓辺で微笑む一人の女性の鼓動として響き始めた。心地いい振動をわたしの胸にも。
手を取り合って駆けるその体温が風の中で温かい、CORRER。。。
一緒に駆け出して育む。そんな喜びがあふれるCORRER。

そしてありがとう。フロレンシア。あなたの音楽を愛しているよ。
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by arbrfr | 2005-10-29 09:45 | discos

CENTRO/CUERPO

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フロレンシア・ルイス「セントロ/クエルポ」PCD-25024/5(P-VINE)
8/19(金)発売!

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by arbrfr | 2005-07-15 07:54 | discos